※ 新型コロナウィルス拡大に伴い国内線航空券は、払い戻し手数料無し(無料で)キャンセルできます。対象搭乗期間:2020年2月28日(金)~5月6日(水)ご搭乗分。詳細はこちら
JAL国内線の早期割引運賃の中で一番安い「ウルトラ先得」は搭乗日の75日前までに予約・購入する必要があります。
75日前までに購入するため、直前になって変更・キャンセルがしたいという事があるかと思います。
残念ながら、先得・特便割引で購入したチケットは変更はできません。変更したい場合は一度キャンセルする必要があります。
この記事では、実際にウルトラ先得のチケットをキャンセルして払い戻しをしてもらいましたので、実体験をもとに解説します。
JAL国内線航空券払い戻しのルール
先得、特便割引で購入後の変更は不可。予約を取り消し後、あらためて購入しなければなりません。【 国内線 / 変更・取り消し・払い戻し 】より。
予約変更ができない運賃種別としては、
ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引タイプB、 先得割引タイプA、
特便割引21、特便割引7、特便割引3、特便割引1、
おともdeマイル割引、乗継割引28、乗継割引7 です。
【運賃種別ごとの航空券有効期間】より。
代表的な特便割引と先得の取消/払戻手数料は下記の通りです。【航空券の取消/払戻手数料について】より。
特便割引は出発54日前~出発前でも運賃の5%で済みます。先得は50%なので結構大きいです。
特便割引
取り消し日時 | 取消/払戻手数料 |
購入後~出発55日前 | 440円 |
出発54日前~出発前 | 運賃額の5% |
出発後 | 運賃額の90% |
先得
取り消し日時 | 取消/払戻手数料 |
購入後~出発55日前 | 440円 |
出発54日前~出発前 | 運賃額の50% |
出発後 | 運賃額の90% |
先得運賃の取消・払戻手数料
まずは払戻手数料として、航空券1枚(1区間)につき440円がかかります。
続いて取消手数料として、
- 出発日の55日前までは無料(払戻手数料440円のみ)。
- 出発日の54日前~出発日までは、「運賃の50%相当(払戻手数料を含む)」がかかります。
- 出発後の取消手数料は、「運賃の90%相当(払戻手数料を含む)」となります。
実は簡単に取消・払戻手数料を簡単に計算できます!
JALではしっかりと「取消・払戻手数料計算ページ」を用意してくれています。
↓先得を選んで運賃、搭乗日、区間、クラスを入力します。
↓出発日の55日前、54日前~出発日、出発後の手数料が計算できます。
体験談 ウルトラ先得のキャンセル料はいくらだったか?
JGC修行で札幌~名古屋~那覇のウルトラ先得を購入したのですが、キャンセルすることになりました。55日前ではなかったので、運賃の50%相当の取消手数料がかかりました。
キャンセル例1
予約・購入したチケットは下記です。名古屋から沖縄への往復で往復14,220円でした。
さて、これをキャンセルして払い戻しします。「取消/払戻手数料」が6,800円で、14,220円 – 6,800円 = 7,420円が払い戻しされました。
キャンセル例2
続いて、札幌から名古屋への往復チケット15,020円のキャンセルです。
こちらも、取消/払戻手数料は約半額の7,200円でした。
取消手数料は、運賃の50%相当(払戻手数料を含む)というルールです。払戻手数料は1区間あたり430円ですので、具体的な計算式はわかりませんが、取消手数料は運賃の約半額と考えてよさそうです。
払い戻し料金の受け取り
下記は、JALホームページ・モバイルサイト上での手続方法です。「予約の変更・取り消し、払い戻し」より。
購入した方法 | 払い戻し方法 |
現金 | 口座種別・口座番号ならびに口座名義人を指定する |
クレジットカード | 購入時に使用したクレジットカード会社を通じて払い戻し |
e JALポイント | e JALポイント口座へ払い戻し |
e JALポイント とクレジットカードの併用 | 購入時に使用したクレジットカードならびにe JALポイント口座へ払い戻し |
e JALポイントで購入したチケットを実際に払い戻ししました
上記のウルトラ先得チケットは全てe JALポイントで購入したものでした。e JALポイントで購入したチケットの払い戻しはe JALポイントに戻されます。
ということで、14,000 e JALポイントを失う結果となりました。残念です・・・

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